パニック障害

予期しないパニック発作(息苦しさ、胸部圧迫感、吐き気など)が出現し、10分以内にピークに達する症状です。不安障害の1つであり、発作の最中は死ぬのではないかといった恐怖を伴うこともあります。また、これにより再発への不安(予期不安)が生じやすくなり、行動に変化が生じ、活動範囲が狭まる傾向がみられます。

パニック障害にみられやすい状態
○電車に乗れない
○エレベーターが苦手
○映画館などに行けない
○圧迫感のある会議が苦しい

辿りやすい変化
○発作の出現
○「またくるのでは」という不安
○活動範囲の変化、狭まり
○気持ちの落ち込み

服薬を伴う治療も行われることがありますが、根本は日常生活のストレスの溜めやすさが症状につながることが多くあります。
スモールステップで治療を進めていきながら、きっかけとなった状況や背景などを辿っていくことも大切な視点です。

心理的なもの
(パニック障害)(PTSD)(強迫性障害)(場面緘黙)

(うつ病)(双極性障害)(摂食障害)(解離性障害)
対人関係の悩み
(適応障害)(自閉症)(ADHD)(パーソナリティ障害)
家族関係の悩み
(アダルトチルドレン)(共依存)(愛着障害)(不登校)

自分をよく知りたい
(夢と無意識)(反復夢)(箱庭療法)(描画療法)