自閉症

社会的コミュニケーションや言語の障害、こだわり・常同行動などが主にみられ、発達障害として認識されてきているるものの1つです。
1943年にイギリスの精神科医カナー,L.により報告され、当初は家族因や家庭環境因を思わせる記述もありましたが、現在は育て方でなく、生まれつきの脳の中枢神経系の機能障害であるということが分かってきています。

ウィング,L.の「3つ組の障害」
自閉症の特徴を考える上で有名なものにウィングの「3つ組の障害」があります。

①社会的相互作用の障害
②コミュニケーション(言語を含む)の障害
③想像力(常同行動、こだわり)の障害

この指摘は彼女自身の自閉症児の子育て経験からくるものでもありました。
その後のDSM-5では自閉症は「自閉症スペクトラム障害」として、広汎性発達障害に含まれていた各種発達障害を包括する診断に含まれ、ウィングの基準も統合されていきます。

自閉症への理解と支援
実生活では対人関係へのつまずき、「空気が読めない」「こだわりが強い」などがよく気にとまります。
自閉症は特別支援教育をはじめ療育機関等でのソーシャルスキル・トレーニング、行動療法的なサポートも実施されてきています。

心理的なもの
(パニック障害)(PTSD)(強迫性障害)(場面緘黙)

(うつ病)(双極性障害)(摂食障害)(解離性障害)
対人関係の悩み
(適応障害)(自閉症)(ADHD)(パーソナリティ障害)
家族関係の悩み
(アダルトチルドレン)(共依存)(愛着障害)(不登校)

自分をよく知りたい
(夢と無意識)(反復夢)(箱庭療法)(描画療法)