相談事例

相談事例A

相談事例B

*事例は事実関係を変更し、エッセンスのみをとらえた創作です。

 

Aさん(20代前半・女性)
子どもの頃、母が病気がちであったこともあり、優しいが、やや干渉的な父のいる家庭で育った。
就職後、人から自分がどう見られているのかが気になることが多く、思ったことを言葉にして相手へ伝えることを苦手に感じることもあった。また、母の病気が進行し、どことなく不安な日々が増えていった。
そんなとき、ふとしたきっかけから恋人の浮気に気づくようになる。否定したい気持ちもあったが、夜に眠れなくなり、外出すると道行く人達がなぜか自分を責めているように感じることがあった。
気持ちが沈み、嫌いではなかった食事が少しずつだが、とれなくなってきたことから、今の気持ちを整理し、安定させたいと願って来室した。

 

Bさん(30代後半・男性)
幼少期に両親が離婚し、父子家庭で育った。おとなしく、人との会話が苦手だったこともあり、友達は少ない方だった。
また、妹が自閉症であり、物心ついた頃には父の目がそちらに向かいがちだった記憶がある。
中学生になると、部屋でよくラジオを聴くようになった。一人でいることは嫌いではなかったが、その頃からなんとなく同性を好きな感覚があった。
高校を卒業後に就職したが、リモートワークや一人での出張が多かった。人付き合いが限られていたが、その方がかえって気楽でもあり、一人暮らしを続けていた。
30歳を過ぎた頃、高齢になった父が体調を崩しがちになり、妹の福祉的な手続きや連絡を任されるようになった。
仕事以外のことに費やす時間が増えたが、一人で部屋にいるとき、妹の顔が思い浮かび、なぜか落ち着かない気持ちが湧いてくるようになった。
これからのこと、ほとんど口にしてこなかった自身のセクシャルなことも含め、気持ちを整理したいと思い、来室へと至った。