『「うちの子は字が書けないかも」と思ったら』千葉リョーコ

漫画家である著者が実子との生活をもとにして、読み書きの障害の理解・サポートの仕方などをエピソードを交えて描いている。本書は2017年に刊行されたコミック・エッセイの続編。全編を通してフリガナがふられているといった配慮がある。
専門家の解説に加え、学校への特性等の伝え方を手紙形式を含めて掲載してもいる。
長男・長女の抱える困難さやエピソードを通し、読み書きのつまずきのなかにも個人差があることがあらためて理解できる。子どもの問題に真摯に向き合う姿が描かれている。

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