『児童養護施設の心理臨床』内海新祐

著者は児童養護施設に勤務する心理士。
施設内心理の理論的解説だけでなく、生活風景や子どもへの眼差しを綴った章は情感に溢れており、やるせなさとともにどこか人の温かさを感じさせる。


生活そのものが治療となりうる施設において「生活臨床」という視点は集団へ治療者が入り、果たす役割や意味を改めて感じさせる。

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