拒食症・過食症の理解や柔軟な対応方法、向き合い方について対人関係療法の専門家が解説する。
症状を抱える本人だけでなく、周囲の望ましい接し方にも触れており、家族・関係者へも役立つ情報が公開されている。また、人間関係で起こりがちなつまずき、エピソードの特徴も記載。対人関係療法の視点から分かりやすく説明されている。
読み進めるなかで、治っていくための方法だけではなく、症状が‟今の自分”を支えている面があることも理解できる。症状をなくすことだけでなく、未来の生活のイメージを描く視点の大切さも感じられる書籍。
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