大学院生、心理職(有資格・見込含)の方へのスーパービジョン・教育分析の申込みを受け付けています。
スーパービジョンとは
記録をもとにスーパーバイザーとケースの見立てや方針、援助方法などを助言を含めて様々な観点から検討し、より専門性の高い支援を行えるようになることを目指します。具体的には面接場面での焦点の当て方、介入方法のほか、1人では気づきにくい転移/逆転移の扱いを注視していくなかでより深みのある臨床が行えるようになり、クライエントさんの利益へとつなげていきます。
心理臨床の現場では自分だけでケースにまつわる様々な苦労を抱えがちになります。スーパービジョンではそういった現場での大変さやその影響、できる工夫を含め、深く臨床へと向き合えるようサポートしていきます。
また、当オフィスでは、心理検査(ウェクスラー式知能検査・ロールシャッハテスト・描画等)のスーパービジョンも受け入れています。数値の読み取りや特性の理解の仕方のほか、所見をより実践的な形に仕上げていくことに取り組むこともできます。
教育分析とは
心理職や対人援助に携わる人が臨床力の向上や自己研鑽、訓練の一環として分析を受けることをいいます。
分析のなかでは自身の課題や生い立ち、家族歴を含めてこれまで抱えてきた思いや葛藤に目を向けることもあるため、人によってはときにつらく感じることもあるかもしれません。
しかし、このプロセスを通して面接を受ける側の感じ方や気持ちの受け止められ方、伝え合う感覚を身につけていくことができます。さらに、教育分析を受け続けていくなかでセラピーの流れやセラピストとしての振る舞い、面接を通しての全体的な感覚を掴むことが可能となっていきます。
頻度は毎週もしくは隔週を基本としています。実際の多くの心理面接と同じ頻度を経験するなかで教育分析の体験を日々の臨床へと還元していきます。
*料金は生活状況によって柔軟に設定します。
*院生、初年〜数年経験で経済的に継続しづらい状況の方も積極的に受け入れていますので、お気軽にお申込みください。